2023年10月20日に第6回公判が行われました。第7回は12月1日(金)11:00から807号法廷です。

2023/10/20 第6回公判傍聴・ミニ集会メモ

横浜地裁807号 14:04 開廷。終了は14:57 程度。被告 (JIRITAMA) 側は代理人のみ、裁判官は前回から変更なく、傍聴者は2名でした。

 

前回の期日以降、被告準備書面(7)が陳述されました。また、付帯する証拠として書証乙27から乙31号証が提出されました。

原告からは、この被告準備書面(7)に対する求釈明書(2023年10月17日付)と、原告第3準備書面(+別紙「障害者差別の争点に関する主張対照表」)を陳述しました。

「障害者差別の争点に関する主張対照表」について。(本来的には裁判官が作製する領分のお仕事なのだそうですが、)原告側の提出の意図としては、被告が前回期日で述べた「差別に関して原告の主張が足りていない」、被告準備書面(7)上では「本件解雇が障害者差別に該当することの根拠となる主張がなされていないこと」などと主張があり、かつ差別に関してはここまでの審理において原告が書面にて主張してきた要素の内、被告側の反論がやり取りの上で止まっている論点が相当数存在していることから、論点整理と円滑な審理進行のために、原告被告の応答状況をまとめて示させていただきました。この表については後日webでも公開しようと思います。

 

この日は傍聴者2名と少人数ながらもミニ集会もいつも通り開いて詳細に説明させていただきました。

土田弁護士から、今回提出した「主張対照表」に関しての裁判官の反応についてコメントしていただきました。

おおむね、原告が説明するところの「現時点では被告の方に反論・再反論が足りていないのでは」という考え方に裁判官も沿っており、それが故に次回期日が(本来だと今回が被告の反論なので次回は原告の反論となるはずの進行で)被告の主張の補充をする回として内容的に一回延びる進行となったそうです。

次回期日は 12/1(月)11:00より、横浜地裁 807号法廷となります。

傍聴していただける方は、11時00分の少し前に8階の 807号法廷前にて集まっていただければと思います。原告はそれより少し前に8階の傍聴人控室のどれかで待機しています。初めて傍聴していただく方にもミニ集会でくわしく進行についてお話しする機会にさせていただきたいと思いますので、皆様のご支援よろしくお願いいたします。寒くなってきたため皆さまもいらっしゃるのが負担な時期かとは思いますが、いらしていただけますと励みになります。(関係ないですが原告からの差し入れのお菓子は、ここ数回はベジのものも持っていくようになりました。)